2010.03.09 Tuesday
今は昔


私の知っている範囲で言うと、およそ半世紀、家庭風呂が無く、みんなの憩いの場として、慣れ親しんだ銭湯が姿を消した。
今から20年前、我が家も大変お世話になった。家の新築の為、近くに貸家を借りた。それは古い貸家で内風呂は無かった。建物の脇に特製の小屋を建て、内風呂を設置したものの、時節は冬、隙間風と低気温体はいつになっても温まらず、湯船に首まで浸かり動けない。
後待つ人がいるから出たいが出られない。そんな不自由から、銭湯へ行った。歩いて1分も掛からず行けた。子供達と上がりに飲むコーヒー牛乳、美味しかった。みんなあの味覚えているかな。
数年前に銭湯の創業者が亡くなり、時間の問題とは分かっていた。瓢箪の形をしていた湯船、壁にはお馴染みの富士山、鉄筋建ての建物も、今は何も無くなってしまった。
始まった当初は、入浴の後のカラオケやお喋り、人の噂や情報収集の場でさぞ賑わった事だろう。一つの時代が終わると言う事は、実に寂しい事だ。
光男
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